クローゼットの中の秘密の場所の蓋を開けた。
中に入っていたDVDを手に取った。
一瞬だけ躊躇したけど、でもそのままダンナさまの居る部屋に戻った。
じゃぁ~ん!DVDを右手で顔の横にかざしながらそんなふうにおどけてみた。
あまりにも明るく戻ってきた私にダンナさまはちょっと面食らった感じだった(笑)
だから、何を勘違いしたのか
おぉー。よし!ってなんだか気合い入れて言うと立ち上がってきて
私の手からそのDVDを取り上げて表に裏に見ながら
テレビに近づいてデッキのスイッチを入れた。
わかってるのか????私の頭の中にはハテナがたっくさん浮かんだ。
ダンナさまは、ディスクを入れるとまたケースに目を落とした。
ストーリーもの??ニコニコしながら私を見たダンナさま、私の表情にハっとしたみたい。
もしかして?!!!今気付くのかっ ソコで気付くのかっっっ
今までの話し合いの流れから、ソコから一緒に観て
あぁ~ん。。 なんてなれるワケ
ないでしょ!!!
もー・・・。
心の中でぼやいたわ。
ねぇねぇ~ 一人??少しだけ時間もらえませんか?街中で、軽い感じで声を掛けてる二人の男優さんが画面には映っていた。
その声の先には顔にモザイクのかかった女性。
困った感じで足早に行くのを男優さんたちが追いかける。
ねぇ、ちょっとだけで・・・駆けだした女性を見ながら
だめだな~ あ、 ねぇ彼女??次の女性に声掛けする二人。
今ね、・・・・・早足で女性について行きながら
イベントてきなものをしてるってのを説明する二人。
女性は少しだけ足を止めるんだけど、
え~ でもぉ(笑) なんて笑いながらクネクネしてる。
ちょっとだけでいいって。顔出しないしさ!ね?もちろんお礼はするよ。
イベントに参加してくれたバイト料としてね!ん~ でもぉ~ちょっとしたやりとりのあった後、結局その女性も立ち去る。
と、そこにもう一人の女性を見つけた二人。
二人はバタバタ走って行って声を掛けた。
カメラも走りながら近づく。
モザイクはあるものの女性がアップで映し出された。
その瞬間、固まったように動かなかったダンナさまがこっちを
振り返った。
当たり!!そう。これ、私。
設定は、よくあるやつだった(笑)
声掛け何人目かにGET!! って感じね。ここから進むのよ。
振り返ったダンナさまに
ん?ニコやかに返すと、ダンナさまはまた画面に視線を戻した。
何も言わない。
確かめるように?んー 頭の中がこんがらがってる感じ??
指輪してるってことは結婚してるんだよね?見えないね~うん見えない!奥さんきれーだもん!!撮影用につけさせられた指輪をみて、二人が好きなことを言う。
今イベントでね?・・・・・白々しいやりとりの後、承諾しちゃう女(私)
こんな感じ!私はリモコンで再生を止めた
じっと動かないダンナさま。
ほんとだったの???
でも・・・ なんで?? ブログ書いててね、そこからなんだかそうなったの。今日も暑いね(^.^*)ノ